鋼の錬金術師 Wiki
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01 Sloth
怠惰」の名を持つ5番目に造られた人造人間。右肩の後ろにウロボロスの紋章を持つ。
非常に物臭な性格で、口癖は「めんどーくせぇ」。動きや思考は鈍重であり、物事を深く考えない為、感情の起伏は乏しい。ホムンクルスの特徴の一つである基盤模様が顔の右半分にまで伸びており、隻眼になっている。
ホムンクルスの中では一番の巨体(真の姿のエンヴィーを除く)。戦車でも押しのけられない程の怪力と、大量の砲弾を受けても物ともしない強靭さを持つ。しかしホムンクルスとしての真の固有能力は怪力や強靭さではなく、残像すら残さないほどの超高速移動である(その速さはアームストロング姉弟の二人でさえ視認はおろか反応さえ出来なかった程)。スロウス自身も「最速のホムンクルス」を自称しており、その速さは自身の体躯と合わせて恐るべき脅威となる。しかしそれは同時に弱点であり、速さを自分で制御できず、目の前に障害物があっても避けることができない。腕の鎖も地下室を破壊しないように「お父様」が用意したもの。
100年以上前から、国土錬成陣の発動に必要な円状トンネルを掘る役割を任されており、怠けてばかりでなかなか完成に至らなかったが、後に完遂。その後は中央に戻り、「お父様」の護衛を務める(しかしほとんど寝てばかりと、ここでも仕事を怠けがちであった)。オリヴィエが中央司令部で反旗を翻すとその始末を命じられ、オリヴィエ、そして彼女の応援に駆けつけたアームストロング少佐の姉弟及び彼らが指揮する兵士達との戦闘を開始する。前述の高速移動で二人を圧倒するも、応援に駆け付けたカーティス夫妻の助力により再生できなくなるまで破壊され消滅した。
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